社会とつながるオルタナティブスクール

カフェ併設のコミュニティーカフェの中で、社会人と混じって交流する。
大人にとっても子供にとっても良い刺激になる空間を目指して立ち上がったフリースクール（オルタナティブスクール）です。

塾長である黒岩存九は、幼少期、父子家庭となり、父親に連れられて、さまざまな大人の社会に触れて育った経緯を持ちます。
そんな経験から、昔は、まだ生活の中で老若男女の関わりがあったように思います。

しかし、現代、核家族となり、となりに誰が住んでいるかもわからない時代となり、
当然、家族自体、おじいちゃん、おばあちゃんとも触れ合う機会がない子供達、若者は若者だけで固まり、老人は老人で固まる。
果たして、社会はこれでいいのだろうか？
経験の継承も困難になってきているのではないだろうか？

今こそ、世代間の風通しをよくして、さまざまな世代の人と触れ合い、価値観をシェアし、新たな自分の糧としてもらいたい。
そんな思いで立ち上がったのが、「カフェを学校にしよう！」という発想だった。

黒岩は、現代、科学が一般化することで、庶民は考えることを放棄して考えることをやめてしまったように思うという。
科学という言葉が一人歩きし、魔法のようにブラックボックス化して、科学というだけで盲目的に信じてしまう今、
再び、みんなで真の科学時代が求められているのかもしれません。
みんなで同じ知識を身につけるのもいいですが、そうじゃなくてもいいのかも。
個性を大切にして、内なる声に従い好きなことを徹底的に深掘りしたっていいと思う。
当スクールは、そんな、価値観を大切にする場所を作っていきたい。